東御市　八重原　S様邸（新築）

外観　東南

小高い丘の上に建つＳ様邸。土地を購入してからイメージを練り続けた、お施主様の夢が実現した外観になりました。
建物の形、色、材料まで、全てにこだわりがある分、周囲の景観ともマッチしています。
南側には浅間山、東側には明神池を眺めることが出来る窓も計画されています。

北には浅間山が見えるので、デザインも工夫しながらロフトに３ヶ所の窓を設置。
雨が降っても作業の出来る下屋と、畑で収穫した野菜も洗える流しも計画してあります。

将来的にはウッドデッキを造ってみたい。
雨や日差しは遮りながら、リビングから連続した空間にしたい。
とのご希望を叶えることが出来るように下屋を配置しました。

古民家風に丸太組の見える空間にしたいとのご希望を叶えたリビング。
吹き抜けに二本の丸太から組み上がる梁組が存在感を発揮しています。
ちなみに、内部の塗装の殆どをお施主様自ら施工されました。
養生から仕上げまで、想いを込めて丁寧に施工されたので、プロ顔負け、味わい深い色合いになりました。

ロフトへのハシゴ階段を設置。
スペースの都合で勾配は急になりましたが、思ったよりも上り下りが楽だと好評です。（塗装はお施主様自ら塗る予定です。）
ロフトの腰壁もなるべく空間を連続させたいとのご希望から、四角にくり貫いたデザインに変更しました。

開放的で作業スペースを広くとりたいとご希望のキッチン。
あえてリビングとの境を仕切らず、作業台兼テーブルを置けるように計画してあります。
収納はラフでも良いから棚をたくさんつけたいとのご希望も実現しています。

はしごを登ると多目的な利用が可能なロフトスペース。
東の窓から見える景色は圧巻です。
床も杉の無垢板ですから、ごろ寝も気持ち良し。
ご主人の書斎スペース、大勢の友達が遊びに来た時は山小屋風の寝室に、景色を眺める秘密基地風にも使える多目的スペースになりました。

屋根形状から、意外と天井高さがとれています。
リビングと２階の空間が繋がるので、小屋裏に籠もっている感じもしません。
梁や柱に触れながら、ご自分で塗装した作業の思い出にひたるのも、楽しみ一つではないでしょうか。

畳敷きの寝室。天井高さは抑えて無垢板を張りました。風抜窓も設置して、暖かな季節にはお昼寝も楽しめます。
自然な風を感じながらリラックスできる寝室を目指しました。