社長の眞田です。お元気ですか?
季節が春というには暑すぎる陽気ですね。本当に例年通りがどうなのか分からなくなります。体調管理に気をつけながら、元気に過ごす毎日にしていきましょう。
『生きる』という映画を観てきました。東日本大震災。石巻市の大川小学校の児童74人と教師10人が津波にのまれた事故。『あの日、何があったのか』ただただ本当のことが知りたい一心で遺族の親たちが起こした裁判とその活動を記録した映画でした。私は全くの第三者ですから誰かを責めようとは思いませんが、十分に助かる可能性があったこと。その可能性を閉ざしたのが大の大人の無知と無責任さだったこと。これは人災だと感じました。それでもこれだけ大勢の犠牲を出してなお、メンツや建前のために保身に走る様子が見え隠れ、いやはっきりと見えてしまっている教育委員会。親の気持ちも考えずに金目当てだと誹謗中傷する人。あれは『宿命』だと言い切った市長までいる始末。淡々と進む記録映像から伝わる様々な思い。悲しみの涙、怒りの涙。
死人に口無しと都合の良いことを並べ立てた人。みんな向こうで待ってるとは考えませんか?あなたの生き方を見ながら待っていた人達の前で同じことが言えますか?責めないけど、ただそう問いたいと思いました。