社長の眞田です。お元気ですか?

時の経つのが本当に早いです。今年もあと僅かとなりました。やることだらけでまだまだ終われませんが、ご下命いただいたお施主様には、改めまして本当にありがとうございました。お陰様で年が越せます。

今年教えていただいたことで特に印象に残った話。アメリカで一瞬の不注意から交通事故に遭い、左足を失って悲嘆に暮れていた男性。日本から駆けつけた奥さんの第一声は『あなた、良かったじゃない。命は助かったし、右足も残ったじゃない。』そう言われ、抱きしめられて気づいたこと。

人生を分けるのは何が起こったかではなく、起こったことをどう解釈するかだと。

この話を聞いて、幸せと不幸せの境目もそこにあるんだなあと感じました。失ったものばかりを数えてうつむくのか、今あるものに感謝しながら前を向くのか。起こった事象は同じでも、受け止め方次第で、進んだ先は違う未来になってしまう。

生きてるだけでも、色んな事に出くわします。毎日、無事や無難を願ってみても、穏やかに過ぎる日のまあ少ないこと。思い上がりや偏った思い込みには気を付けるとしても、落ち込む時こそ、目先を変えて自分を励ますことに遠慮はいりません。絶望を避ける手立ては心ひとつ、思い一つなんだと教えられました。