社長の眞田です。お元気ですか?

昼間の残暑に名残惜しさを感じながらも、確実に秋へと季節は移り変わっていきますね。季節の変わり目は油断大敵。風邪などひかないように気をつけましょう。

横綱の白鵬が引退するとのこと。晩年は怪我による休場続き、復帰してもプロレスラーも真っ青の張り手にエルボー、品のない必死の荒技で全勝優勝・・・と、これまでの横綱の印象とはだいぶ違った感じでしたが、それでも一人横綱の場所も務め上げ、横綱の責任を果たしてきたことは認めてあげたいと一ファンしては思います。横綱たるもの負けてはならぬ。負けが込めば即、引退。一人横綱が引退したら誰が土俵入りをするのか?大相撲の場所が成り立つのか?とはいえ身体は満身創痍。年齢に怪我。品良く胸を貸しながら勝ちを重ねるなんて余裕はもはや全く無し。現状では反則スレスレだろうが必死に勝ちにいくしかない。すると批判に晒される。ならば上品に負ければ批判されないのだろうか・・・そんなことも決してない・・・。白鵬本人にしか分からない気持ち。横綱在位八十四場所の責任を果たし、四十五回の優勝。確かに凄いのに、批判に晒された。その経験を親方として後進の参考になる形で伝えられるならそれこそ、本当の意味での大横綱なんだろうなあと感じています。

追伸

案の定といいますか、年寄襲名に『誓約書』が必要だったとのこと。貴乃花の時にも思いましたが、勝負師として我が道を行けたのは現役まで。親方には親方のルールも責任もあります。ましてや後進の指導に当たるとき、これまでは諭される立場だったのが諭す立場に変わります。その時初めて『こりゃ、イカン』って気がつくこともあるはず。そこに気付いて、後進に指導できたら立派な親方になれるんだと思っています。