社長の眞田です。
お元気ですか。3月24日早朝、今年初めてのツバメの声を聴きました。いつもより早いですね~。そして春です。
東日本大震災から10年が経ちました。その年の秋にお袋が亡くなったので、我が家にとってもあれから10年です。徐々に復興も進んではいますが、難航しているのが原発関係・・・。廃炉もままならず、放射能の怖さと扱いの難しさに、改めて人類はとんでもないものに手をつけてしまったな・・・と思ってしまいます。
代わり映えのしない、特別なことのない日々の暮らしがどれだけ有り難いものか。失ってから気付くことが多いのも事実ですが、放射能汚染、コロナウイルス、国家の対立等々、生きていくことは楽じゃないし、年齢を重ねてくると年々、余計に大変になっているような気もします。
それでも春にはツバメが帰ってきて、桜も咲き始める。例年通りに繰り返される自然の営みだけは、本当に有り難いものだと感じます。平均寿命からすればあと30年も見ることは出来ないから、その分、毎年毎年、有り難みの度合いが増しているようにも感じます。今年は何家族が巣作りに来てくれるか、何羽の雛が巣立っていくか、ツバメのおじいちゃんの心持ちで、今から楽しみにしています。