社長の眞田です。お元気ですか?
春が駆け足で過ぎていく感じ。桜もコブシも山吹もチューリップも、みんな一緒に咲いて、雨に散らされて終わっていく・・・もう少しゆっくり楽しめたらいいのに。桜に遅れて、野原ではツクシが満開?です。
せっかくの春なのに、良いニュースより悪いニュースばかりが気になります。遊覧船の沈没。間違いなく安全を怠った人災です。荒れている海にお客さんを乗せて出る。無線のアンテナは折れていて連絡はつかない等々、日頃から命に関わることを軽視していたと責めを負っても申し開きが出来ない状況。自分の家族でも友達でもない、他人の命。だからってこんなにも簡単に考えて、いや簡単にさえ考えなくて良いはずがない。戦争をさせている人たちだって同じこと。命の重さをどう捉えているのか。ただただ空しく、悲しくなります。
助からなかった3歳の女の子。変われるものなら変わってあげたい。私ですらそう思うのだから、駆け付けたおじいちゃんやおばあちゃんはどう思ったことか。そもそも、こんなことは想像するだけだって容易に分かるでしょうが!頭下げて詫びたって済む話じゃないでしょうが!命ですよ、命。悲しいかな代替品はこの世のどこにもない。だからこそ大切なんだと手を合わせながら思っています。